10月23日(日)に、よこすか海洋シンポジウム2022(第24回)を記念艦「三笠」講堂で開催しました。
テーマは、「5年後、10年後はどうなる? 横須賀の自然」
約110名の参加者にシンポジウムを楽しんで頂きました。
第1部「海の現状と未来」
講師 山田 和彦 さん (観音崎自然博物館 学芸部長)
今日、地球規模での気候変動が問題となっています。横須賀は相模湾と東京湾に挟まれていますが、その海の中も変化が目につくようになってきました。これまで見られない生物が現れたり、今までいた生物がいなくなるなど、近年の横須賀の海の変化をお話しして頂きました。
第2部「陸(淡水域)の現状と未来」
講師 佐野 真吾 さん (観音崎自然博物館学芸員 博士(環境情報学))
海のイメージの強い横須賀ですが、陸水域にも特色ある貴重な自然が残っています。しかし、水田や里山の消失、河川改修などによって失われつつあります。そんな横須賀の陸水をご紹介しつつ、未来に残すためにはどうすれば良いのか、具体的な方法や活動をご紹介して頂きました。
第3部「身近な自然を未来に残すために 講師との交流トーク・質疑応答」
講師 山田 和彦 さん、佐野 真吾 さん(観音崎自然博物館)
モデレーター 奥平 泰夫(よこすか市民会議 海洋プロジェクト サブリーダー)
人は、いくら便利な世の中になったとしても、自然なしには生きていけません。空気や水、そしてたくさんの生き物たちは、みな自然の中で作られています。大きな環境の変化に、私たちができることはないか。参加者の皆さんから第1部、第2部を含めての質疑を頂き、奥平モデレーターの司会により、講師との交流トーク・質疑応答を楽しんで頂きました。
シンポジウム風景
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